2014年1月から受注開始となるロールスロイス・ゴーストVスペシフィケーションは、よりパワフルなエンジンを搭載。
ロールス自身が「このクルマの他に類のない特徴」とする
この6.6リッターV12の出力は、
従来より30ps高められている(593ps)。
ミュラー=エトベシュ最高経営責任者の言葉が事実としたら、
さらにスペシャルティ感のあるモデルが追加されるのは、
ユーザーたちに歓迎されるはず。
エンジンのさらなる高性能化で、
スタンダードホイールベースのモデルで2.5トンあるボディを、
静止から100km/hまで加速させるのに、4.7秒しかかからないと言う。
ロールスロイスの走りはかつて“粛々と”と表現され、
車名にゴーストとかwraith=幽霊などとつけるのも、
エンジン音を含めて静かな走りと関係あるともいう。
しかしそんなありかたは過去のものになり、
現代は、みずからハンドルを握って生活を楽しむひとの、
すばらしいパートナーとしての価値を前面に押し出すようになっています。
外装色は特別に用意された5色に加え、
4万4000色のカラーパレットから選択可能。
さらにコーチラインと呼ばれるボディ側面のラインには
このVスペシフィケーション専用のモチーフが描き加えられ、
ホイールは21インチの大径で、
リアからはクロームで輝くマフラーカッターが、
このクルマはより高性能化をめざして開発されたことを伝えています。